「武器鍛冶屋を最大限に活用する」において、どこまで専用武器を強化してから装備すべきかという話をしました。
それは各武器を装備することによって加算される攻撃値(or 計略値)に基づいた話だったのですが、専用武器は攻撃値(or 計略値)だけでなく防御値やバフも加算されます。
この記事では、それらを含めてどの段階でどちらの武器を選択すべきか検証してみました。
専用武器の強化
ここでは上杉謙信の専用武器の強化によるステータスの変化をSSR武器(鉄砲)と比較してみます。
| 武器 | 未強化 | +1 | +2 | +3 | +4 |
| SSR武器(鉄砲) | 攻+44 | 攻+66 | 攻+88 | 攻+110 | 攻+132 |
| 専用武器(小豆長光) | 攻+66、防+33 | 攻88、防+44 | 攻+110、防+55 | 攻+132、防+66 | 攻+154、防+77 |
| (+物理ダメージ) | +4% | +10% | +20% |
1列目にSSR武器(軍配)、2,3列目に専用武器(上杉謙信)の強化によるステータスの変化を示しています。
赤字で示したように攻撃値だけを見ると、SSR武器+4に専用武器が追いつくのは+3へ強化した段階となります。
しかしながら、専用武器を+2へ強化した段階では、青字で示すように攻撃値が劣るものの防御値+55や物理ダメージ+4%のバフが追加されます。
そのためトータルとしては+2へ強化した段階で同等以上に使えるという可能性が考えられます。
ステータスに基づくダメージ計算
敵武将に対して与えられるダメージは、敵武将の防御値と防御バフに対する自身の武将の攻撃値と攻撃バフが影響します。
ぷれさんの「 戦国布武 ダメージ計算の考え方」を参考にさせていただくと、敵武将に与える基礎ダメージは以下のように計算されます。
基礎ダメージ=(自身の武将の攻撃値-敵武将の防御値)÷10
例えば、自身の武将の攻撃値が3000、敵武将の攻撃値が1500であれば、基礎ダメージは150ということになります。
次は防御側に島津日新斎、攻撃側に上杉謙信の実際のデータを用いて攻撃及び防御バフを反映したダメージ値を計算してみます。
防御側
| 武将名 | レベル | 星 | 物理防御値 | 物理ダメージ軽減[%] | ダメージ軽減[%] |
| 島津日新斎 | 50 | 5 | 1,456 | 30 | 25 |
攻撃側(SSR+4装備)
| 武将名 | レベル | 星 | 物理攻撃値 | 物理ダメージ[%] | ダメージ[%] |
| 上杉謙信 | 50 | 5 | 2,851 | 24 | 5 |
双方の物理防御値と物理攻撃値から以下のようにダメージが求められます。
基礎ダメージ=(2,851-1,456)÷10=139.5
これに各バフを単純に差し引きしてみます。
バフ値 [%]=(24+5)-(30+25)=-26
よってバフを反映したダメージは以下のとおりです。
バフ反映ダメージ=139.5×(1-0.26)=103.2
島津日新斎の方が上杉謙信のバフを上回っているので、基礎ダメージよりも減少していることが分かります。
では専用武器+2を装備した場合のダメージを計算してみます。
攻撃側(専用武器+2装備)
| 武将名 | レベル | 星 | 物理攻撃値 | 物理ダメージ[%] | ダメージ[%] |
| 上杉謙信 | 50 | 5 | 2,767 | 29 | 5 |
専用武器+2では攻撃値がSSR+4より劣っているため物理攻撃値が低くなっていますが、物理ダメージ+4%がついているため物理ダメージが増加しています。
なお物理ダメージ+4%に対して、実際には5%が増加している理由については現時点で不明です。
これらの数値から基礎ダメージ、バフ反映ダメージを計算してみました。
基礎ダメージ=(2,767-1,456)÷10=131.1
バフ反映ダメージ=131.1×(1+0.29+0.05-0.30-0.25)=103.6
以上をまとめるとSSR+4装備と専用武器+2装備時の上杉謙信が島津日新斎へ与える各ダメージ値は以下のとおりです。
| 装備 | 基礎ダメージ | バフ反映ダメージ |
| SSR+4 | 139.5 | 103.2 |
| 専用武器+2 | 131.1 | 103.6 |
実際の戦闘ではバフが反映されるので、バフ反映ダメージを比較することになります。
結果としては、計算上では専用武器+2の方が物理ダメージ+4のバフ効果が影響しているため、バフ反映ダメージが僅かに高いことが分かりました。
また専用武器+2では防御値+55もつくことから、SSR+4よりも有用であると言えます。
実データ取得による検証
計算上ではSSR+4と専用武器+2を装備した際のバフ反映ダメージは同等であることが示されました。
ここでは部隊編成の部隊合戦の機能を利用して、島津日新斎と上杉謙信を複数回戦わせて、通常攻撃によるダメージと会心時のダメージを各50個ずつサンプリングしてみました。
各攻撃時において変化するダメージを以下にまとめてみました。
| SSR+4装備時 | 専用武器+2装備時 | |||
| 通常 | 会心 | 通常 | 会心 | |
| 平均 | 97.3 | 144.1 | 96.3 | 141.5 |
| 標準偏差 | 10.4 | 17.1 | 11.1 | 14.1 |
| 最小 | 78 | 117 | 77 | 113 |
| 最大 | 116 | 173 | 112 | 165 |
| 落ち幅 | 19.8 | 18.8 | 20.1 | 20.1 |
| 上がり幅 | 19.3 | 20.1 | 16.3 | 16.6 |
| 会心上昇率[%] | 148.1 | 146.9 | ||
計算上でのバフ反映ダメージは103.2-103.6でしたので、実データの96.3-97.3の方が若干低めであることが分かりました。
また計算とは逆に専用武器+2装備時の方が低いダメージでしたが、僅かな差であり、さらに防御値が増加することを考えると専用武器+2の方が有用であると考えられます。
まとめ
- 与えられるダメージは攻撃値とダメージバフ、防御値とダメージ軽減バフによって計算される
- 計算上でSSR+4と専用武器+2によるバフ反映ダメージには差がなく、実データでも同様の結果が示された
- 専用武器+2では防御値も増加することからSSR+4よりも有用である


最近のコメント