「引っ越し時の自動車関連手続きを電子申請する方法」の記事で紹介したように、ワンストップサービスにおける電子申請では自動車保管場所と自動車車検証の申請を行うことができます。

前の記事では自動車保管場所証明書を受け取るまでの手順まで説明しました。

本記事では自動車車検証の受け取りについて補足いたします。

自動車保管場所証明書の受け取り

ワンストップサービスでの電子申請を行った後、各手数料を振り込むことで自動車保管場所証明書を受けることができるようになります。

受取場所は管轄の警察署です。

警察署にもよりますが、営業時間が閉まる直前でもない限りは5分程度で受け取ることができます。

自動車税の支払い

この段階で保管場所と引っ越し先住所を運輸支局が確認できるようになっていますので、自動車税の支払い通知書を受け取ることが可能です。

一般的にはハガキ自体が払込取扱票になっていますので、所定の金融機関もしくはコンビニエンスストアで支払うことが可能です。

また最近ではYahoo!でも公共料金の支払いが可能になっており、その中で自動車税の支払いも対象になっています。

Yahoo!公金支払い:https://koukin.yahoo.co.jp/campaign/car/

Yahoo!ウォレットに登録しているクレジットカードを使うことができ、自宅で支払うことができますのでとても楽です。

支払いに必要となる情報は以下の2点です。

  • 納付番号
  • 確認番号

いずれも納税通知書に記載されています。

ちなみに決済手数料は330円でした。

自動車継続検査での自動車納税証明書の扱い

自動車継続検査(車検)では、以下の書類を事前に準備することになっていました。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車税納税証明書

平成27年4月から運輸支局で納税記録を確認することができるようになったため、基本的には自動車納税証明書を提出する必要はなくなりました。

ただし車検手続きの直前に納税した場合には、記録が反映されていないこともありますので、自動車納税証明書を手元に置いておくと良いでしょう。

払込取扱票を利用して支払った場合には、切り離されて戻されるのが自動車納税証明書です。

またYahoo!公金支払いを利用した場合には、他の公共料金支払いと共に履歴が残っていますので、それを印刷しておくと良いでしょう。

自動車検査証の差し替え

とても便利なワンストップサービスですが、まだまだシステム自体がブラッシュアップされておらず、素人には難しいところが見受けられます。

筆者も気を付けながら手続きを進めていましたが、車検時にトラブルを抱えてしまいました。

それが自動車検査証(車検証)の差し替えです。

マイカーの車検をディーラーへ依頼したのですが、運輸支局へ提出した車検証が受理されなかったとのことです。

理由としては、最新の自動車検査証ではないとのこと。

本来であれば、ここまでの手続きを終えたところで運輸支局へ車検証を提出し、引っ越し先の住所が記載された新しい車検証へ差し替える必要があったようです。

ワンストップサービスの今後

デジタル化が求めらる現代において、ワンストップサービスのように自宅から公的書類を申請可能なシステムの存在は当たり前になると思います。

しかしながら判子文化が残る日本ではまだまだ始まったばかり。

2022年1月現在でワンストップサービスも警察署の方やディーラーの方にもほとんど知られておらず、一部の方しか利用していないのが現状のようです。

そのせいもあってシステムのブラッシュアップが進んでいないため、素人には難しく、説明が十分ではない状態なのだと思います。

今後さらに多くの方が利用するようになり、様々なトラブルの発生と指摘を受けることによってより良いサービスへ変貌を遂げていくものと期待しています。

まとめ

  • ワンストップサービスでの電子申請を経て、管轄の警察署で自動車保管場所証明書を受け取ることができる
  • 自動車税は金融機関やコンビニだけでなく、Yahoo!ウォレットでも支払うこともできる
  • 車検時に自動車税納税証明書を提出する必要はない
  • 運輸支局へ車検証を提出し、新しい車検証と差し替える必要がある