2021年4月にWindow Updateが行われたあたりから、メール作成中に突然、日本語が入力できない現象が頻発するようになりました。
“Windows10 日本語入力できない”で検索するとMicrosoft IMEで「ひらがな」を選択するなどの解決方法が紹介されていますが、結局はパソコンを再起動しない限り問題は解消されませんでした。
色々と試しているうちに解決策を見つけましたので紹介いたします。
問題発生の状況
メールを送るために日本語の文章を作成していたところ、しばらく手を離したところで勝手にアルファベットが入力されるようになりました。
Microsoft IMEは「あ」のままなので、日本語入力できるはずですが、「あ」と「A」を何度か切り替えてみても日本語を入力できませんでした。
他のWebサイトで紹介されている解決策
“Windows10 日本語入力できない”でGoogle検索すると、まず最初にNEC Lavieのサイトが出てきます。
そこで紹介されている対処の流れは、以下のとおりです。
- 入力モードを日本語に設定する
- 入力言語を日本語に設定する
- 日本語IMEを既定の言語として設定する
- 日本語IMEを登録する
- ローマ字入力/かな入力を切り替える
- 日本語IMEを再インストールする
1の「入力モードを日本語に設定する」は、画面右下のMicrosoft IMEを「あ」にするという方法で、「あ」と「A」を切り替えても解決しませんでした。
2の「入力言語を日本語に設定する」はMicrosoft IME(日本語)とUSキーボード(英語)の切り替えであり、もともとMicrosoft IMEしか設定していないので設定する項目がありません。
3の「日本語IMEを既定の言語として設定する」と4の「日本語IMEを登録する」についてもMicrosoft IMEしか登録していないので必要ありません。
5の「ローマ字入力/かな入力を切り替える」は、通常ローマ字入力を採用していたところをかな入力にしましたが解決しませんでした。
6の「日本語IMEを再インストールする」については、面倒なのと同じソフトを再インストールしたところですぐに同じ問題が発生することが予想できるので試しませんでした。
他のサイトでも同じような方法ばかりが紹介されており、結局は再起動したところ日本語を入力することができました。
しかし、しばらく利用していると、また日本語を入力することができなくなりました。
簡単な解決策
色々と試したところ根本的な解決としては、正常なMicrosoft IMEを利用するということです。
おそらくはWindows UpdateによってMicrosoft IMEが変更されたことが原因と考えられましたので、旧バージョンを利用することを考えました。
以下、スクショで流れを説明します。
方法をまとめると以下のようになります。
- 画面左下のWindowsマークをクリック、「設定」を選択し、さらに「時刻と言語」を選択します。
- 「時刻と言語」を選択すると、「日付と時刻」の画面が開かれますので、左インデックスから「言語」を選択します。
- 「言語」の下に「日本語」があるのでクリックしてオプションを選びます。
- 「キーボード」のMicrosoft IMEからオプションを選びます。
- 「Microsoft IME」の「全般」を選んでから下にスクロールし、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにします。
以上の操作によって日本語を入力できるようになりました。
しばらく使っていますが、問題は発生しなくなりました。
やはりWindows UpdateでMicrosoft IMEがアップデートされた際に不具合が含まれていたのだと思います。
まとめ
- 2021年4月のWindows Update後から急に日本語入力できない問題が発生した
- Microsoft IMEの言語切り替えなどでは問題は解決しなかった
- Microsoft IMEを旧バージョンに戻すことで問題が解決した







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